
水彩画フィルターツールの配布
白黒のマスク画像を入力すると水彩画風に変換してくれるフィルターをSubstance Designer で作成した。まだ直したい部分も多いのだが、とりあえず使える状態になったので公開する。ダウンロードは記事の最後あたりに。




フィルターは sbsar ファイルでできている。sbsar は 主に3Dモデルのテクスチャ用途のサブスタンスマテリアルのフォーマットであるけれど、でもさらに言うと sbsar ファイルの本質は 、2D画像のジェネレータでありフィルターなのだ。うーん、うまく伝わらなそうだ。
sbsar ファイルで作ったフィルターはSubstance Designer やその他ソフト上動かすことができるが、有料ソフトを持っていないくても、無料配布されている Substance Player でsbsarを動かして処理結果の画像を書き出しする事ができる。
この辺のうんぬんは以下の note記事 が参考になった。説明が面倒なのでそちらを見てほしい。

使い方
すでにツールとして使いたい人から改良の要望もらってるので、このツールのアップデートはするつもり。よってとりあえず今回は雑な解説で。
- Substance Player を入手して立ち上げる。
- このページで配布している sbsarファイルを playerで開く。

- パラメータがたくさん表示されるので、あらかじめ用意した白黒のマスク画像を input mask の項目のボタンで開く。なお、画像は正方形で2の倍数のドット数であるのが良い。512×512とか。

この際ファイルのフィルタに ”すべてのファイル” を指定しないとなぜかpngとかjpgとかの画像が表示されないので、注意。おそらくバグ。
- 日本語でいろいろなパラメータが存在するのでいろいろいじる。
滲み具合とか、基本色とか、色の分散具合とか、アウトラインのゆらぎとか、縁の強調とか調整できるようになっている。
いじると楽しそうなところに青丸を入れておいた。ほとんど全部だった。 - 気に入った結果になったら、左上のメニューから画像ファイルとして書き出す。



以上。
内部処理
Substance Designer 上のノードグラフ構成については、おなかがすいたので 長くなりそうなので別記事とする。

シンプルである。
ダウンロード
sbsarファイル(ツール本体)
sbsarファイルを配布する。ソースファイル(ノードネットワーク)である sbsファイルも更新が落ち着いたら公開するかもしれない。しないかもしれない。
Substance Player
ダウンロ―先は以下から。Allegorithmic 社からAdobeに買収されたサブスタンス製品だけど、このツールだけ今もインストールフォルダが Allegorithmic のままである。まあいいけど。
https://substance3d.adobe.com/documentation/sp31/substance-player-2294742.html
今後の更新とか
ちょっといい感じのsbsarファイル(だとかHoudiniDigitalAssetだとか、photoshopツールだとか)をしばしば作ったりするのだが、公開はもっと改良してからにしよう、なんて思って敬遠しがち。そしてそのまま自分も詳細忘れてお蔵入りするパターンが過去に多すぎたので、今回はまず公開をしてみた
sbsar ファイルにはいろいろな使い道があるが、 Substance Painter のジェネレータやエフェクトを作る事もできる。という事でこのフィルタを Substance Painter の エフェクト化に対応させてみたい。確か簡単にできたはず。
そういえばフォトショプでsbsarファイル使えるようになったけど、入力画像は受けつけてくれないみたいだな。フィルタとして使えたらいいんだけども。惜しい。
作例のヘッダ画像について

シルエットACという素材サイトから陽性とバラの素材を落としてきて、今回のツールで水彩画風に加工、PhotoShop上で合成している。この素材サイトには今後もお世話になりそうだ。
- https://www.silhouette-ac.com/detail.html?id=111091&ct=
- https://www.silhouette-ac.com/detail.html?id=108833&ct=





