デジタルネタじゃないけど。
このサイトの中の人は、デザインが主業務ではないのだが、色に関する考察が大好きである。
メーカーによるが、紙容器(とくに飲み物)には印刷の色見本がすられている事がある。テトラパック社とかだとだいたいある。大日本印刷だとない(組み立ての工程でカットされてると思われる)。その他メーカーはわからない。大抵はCMYKに1色特別色を足して5色印刷だ。

この生クリームの容器だと、オレンジ色の発色をよくするため、CMYKにオレンジインクが足されている。シアンやマゼンタはそのまま?デザインに使われている部分もあって興味深い。
どんどん特色インキを足していけば容器デザインもきれいになるのだろうが、コスト面でそうもいかないのだろう。なのでプラスした1色に何色を使っているのかが、試行錯誤の跡がみえて面白いのである。

また生クリームだが、こちらはすこし青がかった赤が追加されている。NP-PAKは日本製紙が作った容器であるようだ。デザイナとしては増やした特色をせっかくだからと散りばめたくなったりしないのだろうか。
追記:よく見たらこいつ、K(黒)が使われていない? そんなのあんのか。。確かになんか締まりがないような違和感を感じてはいたがそのせいか。。

セブンのルイボスティー。確かにピンクが特色になるんだろうが、マゼンタでもなんとかなりそうな色なので、お茶の色に割り振りたくならなかったのだろうか。しかしここで考察に値するのはセブンイレブンのマークがCMYK色だけで成り立っていると思われる事だ。なぜなら商品によって特色選択は変わると思われるが、そこにかならずセブンのマークは存在するだろうからだ。ロゴデザインの時にそのあたりも踏まえて色を決定しているのだろうか。気になる。

まろやかソイ。まろやかな色合いがまさに特色指定されている。こだわってるのかグラデーションの試し刷りも3段階だ。このあたりは誰が決めるんだろうか。しかし緑色も鮮やかだな。

グリーンカレーのパッケージ。切り開くときに傷んでしまったが、金色が当然特色で、さらに濃い緑も特色であるようだ。グリーンカレーだもの仕方がない。国によって色数などにも特色があるのかもしれない。でも緑は費用対コストで割に合ってるんだろうかとか考えてしまう。金銀がはいるとそこに負けないように強い色が必要なのか。

今回のラスト(パッケージのストックがたまったら次回もある予定)。カゴメトマトジュース。右上の色番号のようなところで判断すると、増えてるのは濃い茶色とコバルトブルー。そう見れば文字色が黒ではなく茶色が使われているように見える。特色は赤ではないのか。左下の色見本だと茶とコバルトブルーのほかに赤、さらにもしかしてちょっと濃い青、緑の印刷見本もある。これらはそうすると混色だろうか。さすがの定番商品なかなか凝っている。今回の優勝(なんの?)はこのカゴメトマトジュースとしたい。

さて、この色番号だが、パントーンでもDICでもなさそうで、印刷会社の管理番号だろうか。web検索してもなにも引っかからない。できればこの番号は何々でRGBでいったらいくつ、みたいな情報を知りたいものである。
知って何の役に立つのかというと、うーん写真に写りこんでいた時に正しく色補正するために使えるとか。。まあでも3Dモデリングするときなどに役に立つかもしれない。
それでは、またそのうち。


