印刷で使われるデザインツールでは、DIC や PANTONE といった色見本から色を選択することができる。最近AdobeがPANTONEの扱いを減らしている(別途PANTONE社からライセンス購入しろという事らしい、記事の後半参照)が、ともあれまだしばらく使う事ができる。そしてなんとSubstanceDesignerでもPANTONEカラーを指定することができる。こちらは色見本の扱いが今後も増える感じ?アパレル向けという事のようだ。
という事でまず、Adobeの各ツールで色を指定する際に色見本から色を取得する方法をまとめておく。Indesignでも色見本使えるようだがそれは試してない。
Photoshop
さすがのフォトショ。色見本(カラーブック)がたくさんある。
カラーピッカー→カラーライブラリ。これで各種色見本のパレットに入れ替わる。



DIC。縦の縞々に色が詰め込まれている。

PANTONE。同じく縦の縞々。
カラーピッカーがカラーライブラリに切り替わる感じ。しかしこのパネルを閉じないと画像編集作業ができない。あらためてスウォッチなどに残しておかないと名前を忘れた同じ色を選択するのは難しそうだ。
Illustrator
さすがのイラレ。色見本(カラーブック)がたくさんある。
スウォッチ→スウォッチライブラリを開く→カラーブック→好みのカラーブック選択。



DICとPANTONEを開いたところ。

カラー選択すると、カラー名が表示される。良い。
総じて、カラーブックはフォトショよりもイラレのほうが使いやすいですね。
PANTONE問題

イラレでPANTONEカラーを選ぶと警告が。
詳しくは、https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/kb/pantone-color-books-illustrator.html
フォトショもおんなじ。Gizmodoなどの記事がわかりやすい。
https://www.gizmodo.jp/2022/11/pantone-adobe-photoshop-15-color-charge.html
https://texal.jp/2022/11/02/from-now-on-it-will-cost-15-month-to-use-pantone-colors-in-photoshop-and-illustrator/
SubstanceDesigner
PANTONEのみ対応。今後ほかの色見本も増えるとかなんとか。印刷業界よりアパレル業界のほうが金回りがいいのだろうか。

まず、カラー選択が表示されるノードを選択する。

小さくてわかりずらいが、カラーバーの横のアイコンを押すと、PANTONEのカラーセットが選択できるようになる。PANTONEカラーセットはフォトショ・イラレに入っているものと種類が異なるようだ。

選択すると縦の縞々のカラーバーが合わられる。UIは横に伸ばせるが、縦には伸びないようだ。
せまい。
ここにDICが並ぶことはまあないんだろうなあ。
対応するカラーマネジメント設定

色見本はカラーマネジメント設定が(2022年12月現在)LegacyもしくはACEでないと現れない。お塩、もといOpenColorIOでは現れないので注意だ。実質ACE限定か。
他のSubstanceツールなどでは?
PANTONE番号の指定や入力はSubstanceDesignerのみで有効で、SubstancePaiunterなど他のソフトウェアにsbsarを持っていくと通常のRGB指定に戻ってしまう。まあしょうがない。PANTONEをいくつか選択してプリセット色としてsbsarに登録することはできる。
えーじゃあSubstanceDesignerは?
続き
色から色見本を選択する逆引き編につづく!






