Revopoint MINI 3Dスキャンチャレンジ:フラッフィー #1

Revopoint MINI 3Dスキャンチャレンジ:フラッフィー #1

最近SubstanceDesignerネタばかりだが、そもそもこのブログはそもそも3Dスキャン情報をログに残したくて始めたのだった。一応RevopointPOP2とRevopointMINIを購入していて、しばしばテストはしていたのだが。

Revopointのスキャナー商品は費用対効果がとてもよく、細かい部分までスキャンできるものの、使い手がコツをつかんで腕を上げないと無残に失敗することも多い。いろんな工夫をして状況による最適解を探しているので、最近の取り組み(RevopointMINIのテスト)を1回まとめてみたい。

という事で、体調6cmほどのこのミニオンのユニコーンフィギュアをあの手この手でスキャンしてみた件を何回かに分けて投稿する。

スキャン成功する対象物の色の傾向

とにかく黒っぽいもののスキャンが難しい。スキャン対象は黒くないほうがいい。黒い部分は穴が開きがち。オートで穴を埋めて何とかなる場合も多いが、黒いのはいろいろ慣れてが無難だ。あと表面がツヤツヤしたものだと表面がノイズで若干荒れるような気がする。

つまり黒いものは薄い色に、全体的つや消し状態にしてしまうのがよさそうだ。そうすると色が直接スキャンできなくなってしまうが、、。でも、形がうまくとれていれば色を乗せるのはそれほど難しくない気はする。別途色をスキャンしたものから転送してもよさそうだ。

このような理由から、3Dスキャン用スプレーなるものを購入して使う事に(通常は)なるのだが、これがとても良いものっぽいと同時にやけに高いので、代替方法を考えている。でも多分いつか買う。

その他 成功・失敗する要素として、環境や形状や時間帯などの要素があると思われるが、まだ調査や考察をしているところ。

今回使用した道具

フィギュアは写真撮り忘れたので別の物になっている。

お高いスプレーの代わりに模型用のスプレーを使用した。形状を正しく取りたい場面ではサーフェイサーでグレー一色にしてしまう。これはスキャン対象を破棄してもいい時にだけ使える手段だが効果はある。小さなスキャン対象なのでサーフェイサーは目の細かいものにしたが、場合によっては1000番の安い物でもいいだろう。もっと言うと水性塗料の筆塗りでもいいはずだ。追って試す。

つや消しは水性のものなので利用後は水で洗い流せるかもしれない。今回はすぐにサフを吹いたので洗う実験はしていない。これも追って。つや消しもプレミアムタイプスプレーだと色味が変化せずリッチな感じになるが、特にその後スキャン対象物を飾ったりしないのであればやすい物でよさそうだ。

 
スキャナー2つで20万円くらい使ってしまったので、スキャン記事にはアフィリエイトリンクも張ってみる。

今回やってみたこと

1.そのままスキャン

もはや素晴らしい。たてがみや尻尾の上部に穴が見えるが、これはカメラの向きででなくなるレベルで、後処理でも簡単に直せるレベル。目も暗い色のため穴が開いたが同様。

惜しいのはツノがまるまる消えてしまった事。これは金属色で暗いのが原因だろう。これがスキャンできていれば後は自動リダクションでもかければそのまま活用できるレベルだ。

無色でスキャンしなおしたもの。口周りのスジも解像度がギリギリだがきれいにスキャンできている。スキャン対象によっては(その他周辺の環境などが適切であれば)このように高品質なデータが簡単に手に入る。とはいえなかなか難しいのだが。

2.つや消しスプレーを吹いてスキャン

これは、別のスキャンを行った際は品質があがった対応。今回はもともとつや消し気味な対象なため、あまり変化がない。ツノがスキャンできるようになるといいなと思ったのだが。

3.サーフェイサーを吹いてスキャン

サーフェーサーを吹いて全体がグレーになった。わかりずらいが、カラーありのデータ。ツノがスキャンできるようになった。

同じスキャン対象の状態で、無色でスキャンしたもの。サーフェーサーの厚みの分、モールドが甘くなったかもしれない。表面の滑らかさなどはカラーの時とさほど変わらない。(しかしこれは自動後処理による成果かもしれない。処理前の点群データは消してしまったので、次回のモデルで再確認する。)

墨入れしてみる

手作業で修正する際のガイドになるようにへこんだ部分に暗い色(タミヤの墨入れ専用塗料ダークブラウン)を置いた。目の位置やツノの形状がわかりやすくなった。何色のスミがいいのか研究中だが、暗い色でも面積が狭ければ穴が開いたりはしないようだ。水性ペンなどで描いてしまってはみ出た部分はふき取ってもいいかもしれない。

今回はこの最後のモデルをZBrushで整えていく。

今回のふりかえり

サフを吹かず、カラーのままでも形状は良好なのでまず素の状態でスキャンしてから戦略を考えるとよさそうだ。今回の場合、ツノ程度なら自力で作る、ツノだけグレーに彩色してスキャンする、などの方法も考えられる。

今回分かった事

  • 無理にグレーにしなくても形状は良好
  • 小さいスキャン対象にサフを吹くとモールドが少し甘くなる(ぽい
  • 金属色はつや消しにしてもスキャンできない

確認/実験したい事

  • 水性つや消しを水で洗い流す
  • サフを水性にして水で洗い流す
  • グレーの塗料を部分塗装するなども試す
  • 部分塗装の有効性
  • 水性ペンでの墨入れ
  • パーツ別スキャンデータの合成

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